阪急能勢電鉄「多田駅」徒歩3分。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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9:00~13:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
14:00~18:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × | × | × |
休診日:木、土曜午後・日曜・祝日
健康保険は皆さんから納めていただいた保険料から成り立っています。もし病気になっても安価で治療を受けられるようにする制度です。しかし、財源には限りがありますので最新最善の治療まではカバーしておりません。
保険治療では初診時の検査から虫歯治療、歯周病治療、失われた部分に歯を入れる治療まで幅広くカバーされています。治療の選択肢は限られてしまいますが、一応は保険治療で最初から最後まで歯科治療を受けることは可能です。
例えば、小さい虫歯や初期の歯周病などでは保険治療でも全く問題はありません。一方で悪化してしまった虫歯の治療では、虫歯やばい菌に感染した神経を除去したあとで人工材料で歯の機能を回復させなければなりません。
保険治療ではその際に使用できる材料に大きく制約がつきます。その結果、見た目や噛み心地で満足できなかったり、虫歯の再発を繰り返してしまったりすることがあります。
虫歯は治療しても治っているわけではありません。残念ながら現在の歯科治療技術では歯を再生させることはできず、虫歯によって失われた箇所を人工材料で修復することしかできません。何度も再治療を繰り返すことで、歯の寿命は確実に短くなってしまいます。
最初は小さい虫歯でも、再治療を繰り返すことによって神経を除去しなければならなくなったり、差し歯にしないといけなくなったりします。同じ歯に再治療できる回数は平均2~4回くらいです。再治療の繰り返しで最終的には抜歯に至ります。
そういう点では、ある程度悪化した虫歯の治療には再発の少ない自費治療が適していると言えます。
自費治療は審美性、耐久性でとても優れています。また非常に精度が高いものを作ることができるので虫歯や歯周病の再発が少なく、結果的に再治療を減らし歯の健康を守ることができます。その反面、保険治療に比べ費用の負担は大きくなってしまいます。ですので、予算が許すなら自費治療をおすすめします。
予算に制限がある場合は全ての治療を自費治療にする必要はありません。その分、普段の歯磨きを頑張ったり、定期健診にちゃんと通ったりしてお口の健康を守っていただければと思います。